2010年1月16日土曜日

わすれな草

自分にとってとても大切な詩。
今回はのっこの詩をご紹介させていただきます。
大切な人とずっと永遠にいられるように。

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わすれな草(Song By のっこ)

風が強く吹くね。
大きく揺れる枝の緑がきらきら波立つ季節ベランダの岸辺では。

一緒にいるだけでどこへでも飛べそうね。
風のせいにして何も聞かないほら もう日が暮れるよ。

すみれ色に染まる空に木々は黒くうねりつづけ、
灯がひとつ、星がひとつ、そしてキスをひとつよりも。

コバルトの世界が岸辺を包み頃。
足元で揺れていたよ。あの日、わすれな草。

あなたといる他の、ために退屈があり。
なんて、寝ころんでいるうちに夏が深まってゆく。

汗ひとつかかずに重いドアを開くと破裂するような
まぶしさだけが全てを熱していた。

あなたへのときめきには、ウソつかずそのままにした。
まるで永遠につづくようなこの夏の暑さのように。

コバルトの世界が岸辺を包む頃。
足元で揺れていたよ。あの日、わすれな草。

すみれ色に染まる空に木々は黒くうねりつづけ、
灯がひとつ、星がひとつ、そしてキスをひとつよりも。

そして夢の中に、
岸辺を映しこむ足元で揺れているよ。あの日のわすれな草。
足元で揺れていたよ。あの日、わすれな草。

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とても大切な人へ。

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