2009年9月29日火曜日

仲間として

少し前のことになるけど、俺が18年一緒過ごした愛猫が病気で死んでしまった。
前日まで、元気で走り回っていた。

突然の死だった。
 
その時から何だか俺は、仲間ということを意識し始めた。
そいつは、俺がご飯を食べるといつも横にいて、一緒に食べようってつぶらな瞳で見つめていた。
俺とあった、最後の日も同じようにそうやって。

毎晩のように、家族で一緒にいたのに、誰も、そいつの苦しさを解ってあげられなかった。

仲間っていうのを意識し始めてから、今までの自分というのが、なんだかとってもいやらしい人間に思えてならなかった。
自分に解るものだけを認め、解らないものを否定し。

それから、俺たち家族は、そいつをともらった。

何が出来ると言うわけではないけど、必死に自分の弱さと戦った。

愛するってことが、そんな生半端なことじゃできないと。

0 件のコメント:

コメントを投稿