2009年8月30日日曜日

星に祈りを捧げて

俺は、街のルールをひとつも知らずに街に出た。

吹きだまりの街にも同じにおいがする。

やがて、自分が嫌いになった。
嫌で嫌でたまらなかった。
毎日のように死にたいと思っていた。

自分に死に対する、あこがれれがあるんじゃないかと思うくらい。

星を見つけては祈った。

2009年8月27日木曜日

雑踏で想うこと

もうどれくらい目を閉じていたんだろう。

あと、どれくらい生きれば、俺は幸せになれるだろう。

人はどれくらい涙を流せば、幸せになれるだろう。
人はどれくらいお金を使えば、幸せを手に出来るだろう。
人はどれくらい歩けば、疲れ果てて死んでしまうだろう。

どれくらい君のことを愛せば、よくみえるだろう。
どれくらい叫べば、埋もれてしまわずにすむのだろう。

こうして、目の前の君を、いつまでも抱きしめていたい。

2009年8月26日水曜日

理由

人を説得するために必要な物事の訳を、すべて知りたいと思った。

人が、臭いものにふたをするように、隠していくすべての物を解き明かしていこうと思った。
 

2009年8月23日日曜日

二者択一

ネガティブに生きたり、ポジティブに生きたり、
人は、刹那の瞬間に、善と悪を二者択一する。

2009年8月21日金曜日

愛と矛盾

自由ってことばを、初めて手にしたのは、不自由があるからかもしれない。

人を愛することをおぼえようって思ったのも、愛されたかったからかも。

2009年8月20日木曜日

人の心の中(クラクション)

俺には、人の心のクラクションが聞こえるんだ。

信じまいとしても信じようとしても、愛するものの為には、命をかけることになる。

それをどれくらい受け止めるか、受け止められるか、どれくらいの広さで。

どれくらいの量を。

無限の可能性の中でそれでも人は・・・

2009年8月19日水曜日

逃避

もう、どれくらい、君は、夢や山ほどの睡眠の中で君は俺を忘れていく。
だが、人は、自分の抱えた問題からは、いくつもの眠りの中で大切だった答えを忘れてしまう。

2009年8月16日日曜日

涙の中で

少しの雨に打たれて、トンネルの中に逃げ込んで、おまえの瞳を見ると、その瞳は涙で濡れていた。

俺はその涙を拭いてやろうと。
でも、ハンカチが無くて、シャツを引き裂いて渡してやるんだ。

おまえがもう二度と、こんなシャツなんかで涙を拭くことがないように。

少し歩いて、
そう、そういえば、いくつもの、やがては死ぬと言うことを人が知るとき、何かを残そうと生きている証を、生きた証を。

朝の光

言葉の中で、俺には見える。現実と夢との距離が。

自分の弱さに負けたりしないでほしい。

求める限りきっとつかめるはずだから。

人は、人に伝えることは出来るかもしれない。
ただ、人の心に伝えることは、とても難しいことだと思う。

ちょうど朝の光を分かち合えないみたいに。

2009年8月13日木曜日

現実と夢

全てを、全てを理解する前に、人はつまずいてしまう。
俺は許されるだろうか。

君の口にする言葉を、もう分かってたんだ。

言葉の中で、俺には見える。現実と夢との距離が。

自分の弱さに負けたりしないでほしい。
求める限りきっとつかめるはずだから。

人は、人に伝えることは出来るかもしれない。
ただ、人の心に伝えることは、とても難しいことだと思う。

ちょうど朝の光を分かち合えないみたいに。

2009年8月12日水曜日

繰返す呪文

時折、何もかもが、違って見える。

全ての、全ての孤独の中に、いろいろなことを孤独の中で知った。

それらが自分と、他のものをつなぐ確かなもの。
よく見失う。

運のつきってこともあるし、いったいそれがおまえの何なだって、毎晩のようにつぶやいている。
繰り返し、呪文のように。

2009年8月11日火曜日

懺悔

細胞の、核の中に、小さな宇宙があるとして。

その中にも自分と似たようなそんな生物がいるとしたら、ちょっとぞっとする。

全ての神を信じ、全ての怒りを信じ、全ての罪に身を委ねるとき、君は許すだろうか。

神は許すだろうか。

2009年8月10日月曜日

人生を分かち合うんだ!

俺たちは這いつくばった。

ビルに隠れた空の向こうに、星がちりばめられている。

彼女は毎晩自動販売機の前で倒れている。
人生を捨てられないって、彼女は言う。

彼女と、こんなとこまで行こう。

やがて、海の向こうが、空に変わる風景を二人で分かち合うんだ。

どこまでも続いていると、そう思えるこの世界の果てに、このちっぽけな空の下で、ようやく何かをつかんだ。

そう思う時がある。

2009年8月9日日曜日

一緒に

ほんの少しだけここに来るといい。
君の見たいものを見たい。

2009年8月6日木曜日

壊れていく世界

君の君の世界。

俺の世界がここにある。

山ほど抱えた君の心の問題を、解き明かす世界が、人は何と戦うのか。

壊れていく、渋滞した道の上で、いくつもの君の夢が、俺の夢や、思い出が。

2009年8月5日水曜日

呪文

いろいろな言葉を思い出しながら、言葉に押しつぶされそうになった。

自分の持った価値観に対して、毎晩呪文のように唱える。

それがおまえのいったい何だったんだって。いったい何なんだって。
これが、愛です。

どこへいってしまったんだろう。

毎晩、唱え続けた。
いったい、いったいどこへいこうというのか。
 

2009年8月3日月曜日

算盤

俺は、幸せを願い合うことが、そろばん上あり得ないってことを一番良く解ってる。

それを超えたところに、愛があるかも知れない。

人が、たどり着くまでに、どれくらいの時間がかかるかわからない。

2009年8月2日日曜日

二者択一

二者択一ってことがある。

黒か白か。

生と死の間に夢を見る。
一番理論的に。

生なのか、やがて、それがなんだかわかってくる。

死ぬまで生きるしかないって答えが。

なかなか、答えなんかみつけられない。
みつけては、否定した。

なぜだろう。世の中の型にはまるのが嫌だった。