恋に破れてしまうことは男にも女にも平等にある。
共有した時間は哀しい事じゃなく素敵なエピソード。
そんな事を思い出してほしい。
世界が君の為に愛を詩を歌い始めている。
君が閉じこもった世界の闇へ手を差し伸べている。
風にちぎれていく幾つもの約束を。
流れていく星、壊れた気持ち、忘れ去るには簡単すぎる。
僕たちはそんな風に生きちゃいけない。
信じる心を閉じ込めちゃいけない。
寂しさだけじゃ無かったねっと振り向いた時。
君は昨日よりもっと優しくなれる。
世界が争いの中に落ちても響き続けている。
どこからか聞こえてくる優しい響きにそっと耳を澄まして欲しい。
罪を許した夜。君は変わり始めている。
届かない声、荒ぶる想い、その全ては想い出になる。
僕たちは何時でも不完全だから涙の数だけ弱い自分を知っても。
間違いじゃないよねっと言い聞かせたいその気持ち。
何度も何度も自分であり続けているという事。
息もつく暇もなく日々は過ぎる。
息を弾ませるあの坂道。雨上がりできらきら光った。
風に揺られる木々はそっと言う。
心の中道の向こうで途切れた言葉。その先は遙か先に真実を写すだろう。
僕たちは馬鹿がつくほど臆病に大切な人を傷つけたけれど。
優しく傷跡に触れあう事も出来るはず。
それが本当の自分であり続ける事の意味。
僕たちは信じる心を閉じ込めちゃいけない。
寂しさだけじゃ無かったねっと振り向いた時。
君は昨日よりもっと優しくなれる。
恋に破れても明日はもっと優しくなれる。