2010年5月9日日曜日

恋に破れて優しくなれる

恋に破れてしまうことは男にも女にも平等にある。
共有した時間は哀しい事じゃなく素敵なエピソード。
そんな事を思い出してほしい。

世界が君の為に愛を詩を歌い始めている。
君が閉じこもった世界の闇へ手を差し伸べている。

風にちぎれていく幾つもの約束を。
流れていく星、壊れた気持ち、忘れ去るには簡単すぎる。

僕たちはそんな風に生きちゃいけない。
信じる心を閉じ込めちゃいけない。
寂しさだけじゃ無かったねっと振り向いた時。
君は昨日よりもっと優しくなれる。

世界が争いの中に落ちても響き続けている。
どこからか聞こえてくる優しい響きにそっと耳を澄まして欲しい。

罪を許した夜。君は変わり始めている。
届かない声、荒ぶる想い、その全ては想い出になる。

僕たちは何時でも不完全だから涙の数だけ弱い自分を知っても。
間違いじゃないよねっと言い聞かせたいその気持ち。
何度も何度も自分であり続けているという事。

息もつく暇もなく日々は過ぎる。
息を弾ませるあの坂道。雨上がりできらきら光った。

風に揺られる木々はそっと言う。
心の中道の向こうで途切れた言葉。その先は遙か先に真実を写すだろう。

僕たちは馬鹿がつくほど臆病に大切な人を傷つけたけれど。
優しく傷跡に触れあう事も出来るはず。

それが本当の自分であり続ける事の意味。

僕たちは信じる心を閉じ込めちゃいけない。
寂しさだけじゃ無かったねっと振り向いた時。
君は昨日よりもっと優しくなれる。

恋に破れても明日はもっと優しくなれる。